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はじめての「解剖学」(メディカルイラスト)

面白図解 はじめての「解剖学」

5月に講談社から出版された
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●著者 高橋優三 
●イラストレーション メディカル愛
 (野倉 茂・野林賢太郎・梅村茂一・多田桂子・安藤富士夫)
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斬新なイラストと軽妙な解説で学ぶ型破りな入門書が誕生

と言うキャッチコピーでこれから医学や医療の世界で働く若者

および医学をもっとわかりやすく知りたいと言う一般向けの解剖学

として出版されました。

表紙は梅村茂一さん、裏表紙は野林賢太郎さん、帯のイラストは私

野倉茂のイラストが使用されています。

kaibougaku01.jpgkaibougaku02.jpg

精密画でありながらコミカルに表現した日常生活にも密着した解剖

学の本になっています。

精密イラストなので時間と手間がかかっていますのは見ての通り

ですが、なんと言っても時間がかかったのは、血管と神経に

かなりのそれこそ神経を使いました。

血管と神経の複雑な配置のチェックにより、何度も何度もチェック

修正を加えてきました、普通にみればイラストとしてそんなに

変わってみえないのですが、血管と神経はかなり何度も修正を

繰り返したほど人体に張りめぐっている血管や神経は複雑です。

こんなに複雑に全身に張りめぐっている血管と神経なのですが

メインとなる血管や神経はそれぞれ規則正しく配列されている事が

わかります、太った人でもやせた人でも同じように血管や神経が

張りめぐっていますし、筋肉も大小に違いはあれ、同じように骨格と

一緒にくっついています。

基本的な流れや配置がずれて来るといわゆる体に異常が生じて来

るわけです。

解剖学はまずその基本的な人体の構造を学ぶための学問なのですね、

私も多くの人体図を描いてきましたが、なかなか覚えきれないほど

人体は複雑でそれでもって規則正しく出来ています。

kaibougaku03.jpg

私が携わったメディカルイラストのページの一部です・脳(脳脊髄液)。



posted by 夢の旅人 at 01:46 | メディカルイラストの世界
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